農と食のQ&A

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しか被害への 広域的な取り組みについて

疑問の経緯

最近、しかの被害が増えて困っている。地域としても、牧柵への助成などを行っているが、
一つの市町村で取り組むよりも、広域的取り組みが必要なのではないか。

 

質問項目

・各自治体で、どのような しか対策を行っているのか。

・全道段階では今後の取り組みについてどう考えているのか。

また大学での研究成果、現在進展している研究について情報提供してほしい。

これまでに分かっていること

 

これまでに関わった研究者など

 

期日・予算

 

質問者

札幌 小林国之(大学教員)

 
有効な回答・協力へのお礼

未定です

回答
質問への意見・コメント

回答者:伊吾田宏正( 酪農学園大学 講師)

 

現在北海道と本学,北海道大学等が連携し,エゾシカネットワーク事業を展開しています.

今年度は静内・占冠・標茶などでは地域と連携した効率的捕獲手法の検討,夕張岳における高山植生への影響調査などが実施されています.

 

また,北海道では緊急雇用対策事業などを活用した全道的な越冬地調査も実施しています.

本学と協定を結んでいる西興部村では鳥獣保護法の猟区制度を用いて地域シカ狩猟管理と狩猟者育成の取り組みが展開されています.

 

このように,現在各地で試験的にさまざまな事業が進行していますが,今後は広域的な取り組みに発展させることがひとつの課題となっていると思います.

(2011年1月19日)


 

回答者:地域拠点型農学エクステンションセンター

 

直接的な回答にはなりませんが、シカに関するシンポジウムを収録したものを掲載いたしました。

ご参考までにご覧ください。

 

リンク

-北海道における野生動物の管理と担い手育成-
アメリカにおける最新シカ対策とドイツの狩猟学に学ぶ

(2010年12月22日)




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