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1.目的

本事業は、これまで酪農学園大学、北海道大学,帯広畜産大学で独自に行われていた食の安全、安心に関する研究、教育活動を3大学が連携して行うことを目的としています。

食の安全・安心の基盤である農業生産と食品生産のあり方を体系的に追求する問題解決型学問領域を「食の安全・安心基盤学」として確立し、教育プログラムを開発します。その体系は、循環型農業論・地場型食品生産論・リスクアナリシスで構成されます。

これにより、食の安全・安心問題の枠組みを生産基盤から理解しうる人材養成を行い、社会の要請に応えます。また、教育の一環として実施するフィールドワークを通して、地域の農業戦略プログラムづくりに参画するとともに、農村からの情報発信を行うことで社会貢献を行います。