Posted on 31 10月 by 酪農学園大学 | パーマリンク
酪農学園大学にて、地方独立行政法人北海道立総合研究機構(道総研)と同大学の連携による公開シンポジウムが実施されました。
講演の内容を 酪農学園大学のYouTubeチャンネルにてご覧頂くことができます。
・北海道の気候・土壌に根付いた美味しい牛のエサ作り -北海道における牧草・飼料作物の生産技術ー
道総研 根釧農業試験場 飼料環境G 主査 牧野 司 氏
・“草食系”は素晴らしい!-緑の草から白い牛乳ができるまでー
酪農学園大学 農食環境学群 教授 中辻 浩喜 氏
・ウシ乳房のはたらきとその病気
酪農学園大学 獣医学群 教授 樋口 豪紀 氏
・良質な北海道産チーズの開発に向けた微生物の活用
道総研 食品加工研究センター 食品バイオ部長 川上 誠 氏
酪農学園大学HP http://www.rakuno.ac.jp/article-50640.html
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Posted on 15 12月 by 酪農学園大学 | パーマリンク
2015年ラストとなる「食の安全・安心基盤学2」第12回授業が行われました。
テーマは「食の文化と安全・安心(食文化論)」と題し、 酪農大の石井智美先生より講義いただきました。
年明けの「食の安全・安心基盤学2」は1月13日(水)に帯広畜産大学 仙北谷先生より講義いただく予定です。
<画像:テレビ会議システムの映像より(右上:酪農学園大学/左:北海道大学)>
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Posted on 30 3月 by 酪農学園大学 | パーマリンク
「食の安全・安心マイスターコース」 フィールドワークレポート 第2集が完成しました。
本書は、2012年度より 食の安全・安心マイスターコースを受講された、受講者8名のうち7名の方のレポートを収録した冊子です。
余市サテライト、別海サテライト、訓子府サテライト、浜中サテライトの各拠点で行われたフィールドワーク(調査・研究)の結果がまとめれています。
ご希望の方には連携センターまたは一部サテライトにて配布しております。
=レポート集 目次=
※本HP上では執筆者のお名前はイニシャルで掲載いたします。
「食べることについて」
・地場食材を活用した地産地消のメニュー作り~ワンデーシェフとしてランチで提供~ 余市町 Sさん
・黒松内でめぐりあった地の利を活かした「安全・安心・おいしい食」 余市町 Nさん
「作ることについて」
・良質な自給飼料づくりを目指して ~JA道東あさひ草地改善プロジェクトと今後目指すべき方向性~ 別海町 Sさん
・クリーン農業に込めた想い ~フードプランに焦点を当てて~ 訓子府町 Sさん
・農薬って何だろう 余市町 Sさん
「消費行動について」
・浜中町における女性の食生活意識調査 浜中町 Kさん・Tさん
「生き方について」
・<訓子府町Sさん>の有機たまねぎ栽培の道筋 北見市 Sさん
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Posted on 30 3月 by 酪農学園大学 | パーマリンク
このほど、2014年度の酪農経営白書を作成いたしました。白書として3号目になる本書では、長期にわたる北海道の酪農について総括をすると同時に、近年注目されている放牧、搾乳ロボット、地理情報システムの利用について分析を行いました。
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Posted on 09 7月 by 酪農学園大学 | パーマリンク
2011年の「食の安全・安心マイスターコース」 は、4回の集中講義と数回のフィールドワーク検討会を行ってきました。
2011年度末までにフィールワークレポートを完成させた方々11名に、
「食の安全・安心マイスターコース」 修了認定証の授与式を
6月22日に富良野サテライト(5名)、6月28日に余市サテライト(6名)で行いました。
富良野サテライトでは
北海道大学大学院 農学研究院長 松井 博和 教授 が
5名全員に 食の安全・安心マイスターコース 修了認定証を手渡しました。
余市サテライトでは
6名の修了者のうち 出席者された4名に、
酪農学園大学大学院 酪農学研究科長 市川 治 教授 が 修了認定証を手渡しました。
今回修了された11名のフィールドワークレポートの課題名と内容を簡単に紹介いたします。
<食に関すること>
【食卓を豊かにするために野菜の保存方法を知る~自家野菜の有効活用~】
家庭菜園の野菜をいつまでも美味しく食べたいと保存方法を調べ、自ら試して美味しく食べられる方法と保存期間を確認。
【富良野地域の生産者は野菜をどのように食べているのか】
76人の方にインタビューし、106のレシピを紹介。
コミュニティーレストランなどのメニューにも採り上げてほしいと思うものも沢山あると。
【積丹町で獲れる魚の料理と食文化】
なじみが少なかった「魚」の話。地元の方から調理方法・保存方法を聞き取りながら、食文化を考察。
地域の食文化の良さを次世代に伝えていきたいと。
<作り方に関すること>
【混植で害虫は防げるだろうか】
ハーブ類と野菜を一緒に植えて(花畑にも見える)、虫が寄ってこないハーブと野菜の組合せを紹介。
自然の生態系・バランスを大切にした生産を続け、消費者に安全な野菜を届けたいと。
【無農薬でリンゴを栽培し皮をむかずに食べたい】
自ら無農薬でリンゴを栽培。無農薬栽培は虫との闘いと益虫との共存。安心して「皮をむかないで食べられる」と満足。
【小果樹(ベリー類)について理解を深め、北海道で栽培と利用を広めよう】
小果樹は北海道の自然条件に合った作物。栽培管理方法・栄養的価値・利用方法などを示し、
もっと作りましょうと呼びかけています。
<消費に関すること>
【私の食の安全安心と地産地消について】
「トマト」の栽培、販売、消費がどのようになっているか生産者や消費者、販売者から聞き取り調査。
食の安全・安心には生産者と消費者の相互理解が大切と。
【地産地消と旬の味】
アスパラガスを栽培しながら「旬」を考える。「地産地消」は生産者と消費者のコミュニケーションを深め、旬を味わうこと。
【「ふらのブランド」の確立にむけて】
直売所に訪れた176名の方へのアンケートで野菜や果物の購入基準を調査。地元産を基準にして購入している方が多い。
<生き方に関すること>
【野菜たちと私~40年のおつきあい~】
40年間を振り返り、野菜との付き合いを折々の思いとして綴る。農・食を大切にしてきた営農姿勢を伝えていきたいと。
【生き甲斐を求めて】
地域の仲間と直売所づくりの取り組みを紹介。野菜類の出展者も直売所の運営者も満足し、地域の交流の場として
発展させたいと。
修了生からは、
・「フィールドワーク」をあまり深く考えないで受講することにしてしまい、レポート作成に苦労した。
でも貴重な経験ができた楽しかった
・検討会での論議は生産者と消費者の相互理解の場となり、いろいろな考え方があることを理解できよかった。
・「フィールドワーク」きっかけに、食のこと・農のことをより考えるようになった。
・でも、レポート作成は大変だった。
などの声を聞くことができました。
マイスターコースは講義受講だけでなく、フィールドワークに取り組み報告書を作成することに特徴がある。フィールドワークは、
テーマの設定から報告書作成までを大学の担当者と受講生全員で検討しながら進めてきました。
論議の場が交流の場ともなり、講義では得られない学びの場となりました。
もっとも学んだのは受講生ではなく、大学の担当者でした。(前田)
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