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Archive for 1月, 2010

第8回農経シンポが開催されました

Posted on 30 1月 by 帯広畜産大学 | パーマリンク

 第8回農経シンポが開催されました.

 現在,十勝地域は,農産物や乳製品の生産地として全国的に知られています.十勝ワインも十勝を代表する地域ブランドの一つですが,近年,その消費量は減少しています.そこで,十勝ワインの現状と今後の課題について,帯広畜産大学の樋口先生と仙北谷先生に報告していただきました.

 まず樋口先生より,日本のワイン消費量やブドウの生産量の推移などを説明していただきました.その中で,十勝ワインの生産地,池田町のブドウ生産は減少する傾向にあり,原料を安定的に確保していく必要があることが示されました.
 
 次に仙北谷先生より,十勝ワインの販売活動について,報告していただきました.北海道のワイン生産地である小樽市や富良野市,日本のワイン生産の中心である山梨県勝沼町の事例と比較した上で,十勝ワインは,今後,ビンテージワインの販売に力を入れるべきであると結論されました.

 十勝のブランド化に貢献した十勝ワインについての報告ということで,参加された方々も大変興味を持っておられ,報告後も,活発な議論がなされました.

基盤学最終講義

Posted on 26 1月 by 帯広畜産大学 | パーマリンク

 基盤学最終講義が行われました.今回の講義は,食の安全・安心の研究や教育に携わる先生が各大学から参加し,ディスカッション形式で行われました.

 これまでの講義を踏まえた上で,今回のディスカッションでは,生産者が過度に経済性を追求することで,食の安全・安心の実現が後退するのではないかというテーマについて話し合っていただきました.

 短い時間でしたが,各先生方がそれぞれの専門分野の知見を基に意見を述べられ,活発な議論となりました.出席した学生は,食の安全・安心に関して様々な考え方があることが実感できたのではないかと思います.

 基盤学は来年度から本開講となりますが,これまでの試行開講で出てきた問題点を改善し,本開講につなげていきたいと思います.

第8回農経シンポ

Posted on 22 1月 by 帯広畜産大学 | パーマリンク

第8回農経シンポ 第8回農経シンポを次の通り開催いたします.

 今回の研究会は,帯広畜産大学が池田町ブドウ・ブドウ酒研究所から委託されておりました同研究所の業務分析をもとに,公企業の事業展開,販売戦略,さらには「十勝」という地域ブランド化にはたした同事業の役割等について議論したいと考えております.

 日時:1月28日(木) 13:30-16:30
 会場:帯広畜産大学総合研究棟I号館 2階 E2503

 第1報告
 報告者:樋口 昭則 (帯広畜産大学)
 報告テーマ:十勝ワインの現状と課題

 第2報告
 報告者:仙北谷 康 (帯広畜産大学)
 報告テーマ:販売拡大のための方策と課題

富良野・訓子府サテライトからのお知らせ

Posted on 20 1月 by 北大 | パーマリンク

農村サテライトのなかで、富良野と訓子府には現在博士研究員が駐在して、地域の方々と一緒に活動を行っております。冬は農閑期ですが、農村では新た季節を迎えて、様々な会議や研究会、さらにはお祭りなどが開催されるなど、実は大変忙しい時期でもあります。

富良野・訓子府サテライトにある糸山研究員、高梨子研究員から1月、2月の行事のお知らせが届きましたのでお知らせします。

富良野サテライト
○昨年もサテライトが参加した、山部ゆきんこ祭りが来年2月7日(日)に開催されます。
詳細はこちら。参加希望の方は、札幌サテライトまでご連絡ください。

訓子府サテライト
○くんねっぷサテライト座談会≪青年部≫が1/26の15時より訓子府町公民館で開催されます。詳細はこちら。

そのほか、サテライトの詳しい活動については、当H.P.の「関連サイトへのリンク」→「地域サテライト」の各市町村のサテライトから見ることが出来ますので、ご覧ください。

別海サテライト酪農講座のお知らせ

Posted on 18 1月 by 帯広畜産大学 | パーマリンク

 2月から3月にかけて,別海町において,酪農講座を開催することになりました.興味をお持ちの方は,各大学の担当者のお問い合わせください.

1.趣旨
 食料・エネルギー・金融などの世界的な需給構造の変化が生んだ平成の畜産危機は,最悪の状況は脱しましたが,依然として飼料・肥料等資材価格は高値安定しています.その後の世界同時不況の混乱による景気後退により国内飲用乳の需要は落ち込み乳製品在庫量が増大しています.

 このことが来年度生乳計画生産に影響を及ぼすなど経営環境は依然厳しい状況にあります.さらに,平成21年は夏の天候不順により,収穫した粗飼料の栄養成分が極めて低く,生産乳量の減少,乳牛の疾病の増大,湿害による草地の疲弊など従来の環境問題に加えて飼養管理・草地管理の問題が起きています.

 これらの状況を踏まえて,自給飼料の有効活用を地域の戦略的課題として位置づけ地域農業の経営改善に資するため一連の酪農講座を開設します.

2.場所  
 別海町庁舎 101会議室
 
3.対象  
 興味のある方はどなたでもご参加ください.(参加費無料)

4.開設講座  
 1) 天候不順に対応する酪農(地球温暖化と酪農・暮らし)
  2月8日(月) 10:30~12:30 去年の夏の天候と農業への影響(温暖化と農業) 
  2月8日(月) 13:00~15:00 天候不順時における酪農畜産対策

 2) 酪農・畜産情勢と酪農の展望     
  2月9日(火) 10:30~12:00 北海道酪農の将来と戦略         
  2月10日(水) 13:00~15:00 世界の酪農情勢と日本酪農の展開方向   
 
 3) 天候不順時における草地管理と糞尿利活用  
  2月24日(水) 10:30~12:30 草地地帯における糞尿利活用技術と施設         
  2月24日(水) 13:00~14:30 草地の生産性向上に向けた圃場管理 

 4) 天候不順時の草地管理と経営
  3月(未定) 10:30~12:30 天候不順時の草地管理と施肥技術     

5.主催・後援  
 別海町,3大学(酪農学園大,北大,帯畜産大)連携センター,道東あさひ農協,中春別農協,計根別農協,根室家畜保健衛生所,根釧農業試験場,根室農業改良普及センター,根室地区農業共済組合,北農中央会根釧支所,ホクレン中標津支所,根室生産連

6.問合せ先
 別海町産業振興部 農政課 農業政策担当:0153-75-2111(内)1412
 地域拠点型農学エクステンションセンター:011-388-4901
 各農協営農部