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第8回農経シンポが開催されました

Posted on 1月30日 by 帯広畜産大学 |

 第8回農経シンポが開催されました.

 現在,十勝地域は,農産物や乳製品の生産地として全国的に知られています.十勝ワインも十勝を代表する地域ブランドの一つですが,近年,その消費量は減少しています.そこで,十勝ワインの現状と今後の課題について,帯広畜産大学の樋口先生と仙北谷先生に報告していただきました.

 まず樋口先生より,日本のワイン消費量やブドウの生産量の推移などを説明していただきました.その中で,十勝ワインの生産地,池田町のブドウ生産は減少する傾向にあり,原料を安定的に確保していく必要があることが示されました.
 
 次に仙北谷先生より,十勝ワインの販売活動について,報告していただきました.北海道のワイン生産地である小樽市や富良野市,日本のワイン生産の中心である山梨県勝沼町の事例と比較した上で,十勝ワインは,今後,ビンテージワインの販売に力を入れるべきであると結論されました.

 十勝のブランド化に貢献した十勝ワインについての報告ということで,参加された方々も大変興味を持っておられ,報告後も,活発な議論がなされました.

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