食の安全・安心基盤学I 循環型農業への転換(2):人・牛・環境に優しい酪農
春の兆しが見えつつも風の強い寒い日が続いていましたが、先週ここ酪農学園にも桜が咲き始めました。今日は幾分暖かさが増したようにも感じます。
「食の安全・安心基盤学Ⅰ」は、5月6日第3講、吉野宣彦先生による「循環型農業への転換(1):稲作と生き物」の講義が行われました。
それに続き5月13日、第4講、須藤純一先生による「循環型農業への転換(2):人・牛・環境に優しい酪農」が行われました。
・北海道酪農の変遷と問題点
・なぜ循環型が崩壊したのか
・その実態について現状の経営実態から解析する、など実例を交えての講義でした。
さて、今回の基盤学開講後、酪農学園大学ではコンピュータ画面とカメラ映像の合成により、遠隔地でも講師の身ぶり・手ぶりを交えた講義を受けられる仕組みを構築しました。(現在は酪農大からの講義のみ)
初めてこの方法に挑戦したのは、昨年の12月17日に行われた試行講義第9回、基盤学Ⅱ「地場特産品と地域振興」深澤先生の講義です。
左は、今回配信された画面の画像で、講義資料(パワーポイント)の画面を指し示す須藤先生が映し出されています。
↓ こちらは、実際の撮影風景です。
ブルーバックの壁の前に先生が座り、前のモニターを見ながら画面にあわせて説明します。この方法だと、実際の教室での講義のように先生が目の前で話すような感じが出ますし、説明されている個所もわかりやすく見やすいのではないでしょうか。
次回「食の安全・安心基盤学Ⅰ」
日 時:5月30日(木)15時~16時半
テーマ:循環型農業への転換(3):畑作・園芸 単作から複合へ
担 当:帯広畜産大学