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富良野サテライトとの打ち合わせ

Posted on 12月22日 by 北大 | パーマリンク

先日、酪農学園大学、北海道大学、富良野サテライトをつないで、「社会人教育プログラム」に関する第二回目の打ち合わせを行いました。

第1回目でも様々な意見を頂きましたが、今回はそれをうけて市役所の方、そしてサテライト研究員と共により具体的な内容について検討を行いました。年度内の試行に向けて、非常に実り多い打ち合わせとなりました。

大学と地域が連携しているからこそ提案できる「マイスター」のあり方。
そこでのキーワードは、「数値の背景にある理論の理解」、「学際的分野」、そして「地元学」です。

詳しい内容は順次お知らせします。

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基盤学第9回講義「地場特産品と地域振興」

Posted on 12月19日 by 帯広畜産大学 | パーマリンク

 基盤学第9回目の講義が,酪農学園大学の深沢先生よりなされました.「地場特産品と地域振興」について,北海道江別市で行われている事例を基に講義していただきました.

 現在,地域資源を地域振興に活用する試みが全国各地で行われています.江別市でも,小麦「ハルユタカ」を地域ブランドとして活用することで,地域の経済発展に取り組んでいます.ハルユタカは春よ恋とならび,高タンパクな硬質小麦としてパンや中華麺向きの特性を持った小麦として知られています.

 そこで,地元で栽培されたハルユタカを地元の製粉会社と製麺会社が,「江別小麦めん」として生産,販売し,小麦の地産地消に努めています.講義では,これら事例を紹介していただいた上で,ハルユタカを地域ブランドとして活用する際の課題について説明していただきました.

 次回は来年1月14日に北海道大学の小林先生より,「加工原料農産物の品質・安全管理」について講義していただきます.

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基盤学第8回講義「おいしさの評価」

Posted on 12月15日 by 帯広畜産大学 | パーマリンク

 第8回基盤学講義が12月10日に開かれました.今回の講師は北海道大学の川村先生で,「おいしさの評価」について講義していただきました.

 近年,北海道米の食味について,その評価が高まっています.本講義では,具体的にどのように食味試験を行うのか,その手法について説明していただきました.また,川村先生がこれまでに行った米の食味検査の結果について解説していただきました.

 食味試験の結果をみると1990年代までは,北海道米の順位はさほど高くなかったのですが,品種改良,栽培技術の改善,選別・貯蔵技術の進歩などにより,2000年代にはコシヒカリなど他府県産の米を上回るようになりました.収量よりも質を高めるような試験研究が盛んに行われていますが,食味試験の結果は,そうした試験研究の成果をきれいに反映していることがよくわかります.

 次回は年内最後の講義となります.12月17日(木)に,酪農学園大学の深沢先生より「地場特産品と地域振興」について講義していただきます.

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第7回農経シンポと第7回基盤学講義

Posted on 12月07日 by 帯広畜産大学 | パーマリンク

 12月4日に第7回農経シンポ及び第7回基盤学講義が行われました.農経シンポの報告者は,帯広畜産大学の樋口君と渡邉君で,修士論文の中間発表をしてもらいました.中間報告なので,結果の要約は省略させていただきます.

 通常,修士論文は研究室内でまとめることが多いのですが,今回は,テレビ会議システムにより酪農学園大学と北海道大学をつないで行いました.修士論文は学生にとり最初の本格的な研究ですが,その分析過程で多くの研究者から意見を伺うことで,よりよい論文に仕上げることができると期待されます.

 基盤学講義は,帯広畜産大学の井上先生より原虫病について講義していただきました.近年,発展途上国における急激な人口増加と経済成長により,食肉に対する需要が拡大しています.需要拡大に伴い食肉生産も増加していますが,その際問題となるのが,牛などの家畜に寄生し発症する原虫病です.

 原虫は人間にも寄生し,原虫病による被害は途上国において大きな問題となっています.今回の講義では,原虫とは何か,どのようにして寄生するのかといった総論に加え,アフリカトリパノソーマ病という,ツェツェバエによって媒介される原虫病について解説していただきました.原虫が動き回る様子やツェツェバエが吸血する様子などを動画で確認することができ,とても興味深い講義でした.

 第8回基盤学講義は12月10日(木)に,北海道大学の川村先生より「おいしさの評価」について講義していただきます.

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基盤学の教材づくり

Posted on 12月04日 by 北大 | パーマリンク

先日、十勝にあるJA士幌町のご協力を得て、基盤学に使用する教材づくりの取材をさせていただきました。JA士幌町では、近隣の5つの農協と協同で馬鈴薯の集出荷を行っています。数年前より、生産から収穫、貯蔵、出荷までの一連の工程に関する情報を一元的に管理するシステムを導入しております。

導入した情報管理のシステムを、貯蔵品質の向上、集荷の能率化、製品の安全性の確保など、様々に派生効果を生み出しながら有効に活用しています。

前回9月の取材に続いて二回目の今回、JA士幌町農工課の久保課長補佐をはじめ、生産者組織の代表である矢野氏など、多くのかたのご協力の下に取材をさせていただきました。改めてお礼申し上げます。

現場から学んで、現場に返す。まずは、現場での取材・調査を踏まえて、映像・教材コンテンツとして魅力あるものにしたいと思っております。

秋の十勝。寒風の中撮影をする山崎さん

初冬の十勝。寒風の中撮影をする酪農学園の山崎さん

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