基盤学第9回講義「地場特産品と地域振興」
Posted on 12月19日 by 帯広畜産大学 |
基盤学第9回目の講義が,酪農学園大学の深沢先生よりなされました.「地場特産品と地域振興」について,北海道江別市で行われている事例を基に講義していただきました.
現在,地域資源を地域振興に活用する試みが全国各地で行われています.江別市でも,小麦「ハルユタカ」を地域ブランドとして活用することで,地域の経済発展に取り組んでいます.ハルユタカは春よ恋とならび,高タンパクな硬質小麦としてパンや中華麺向きの特性を持った小麦として知られています.
そこで,地元で栽培されたハルユタカを地元の製粉会社と製麺会社が,「江別小麦めん」として生産,販売し,小麦の地産地消に努めています.講義では,これら事例を紹介していただいた上で,ハルユタカを地域ブランドとして活用する際の課題について説明していただきました.
次回は来年1月14日に北海道大学の小林先生より,「加工原料農産物の品質・安全管理」について講義していただきます.