酪農大 eラーニング研究会
9月17日、酪農学園大学にてeラーニングについての研究会を行いました。
本学の教職員 15名が参加し 授業収録・配信の方法や学習支援の在り方について、
半年間の試行によって浮上した課題などを踏まえた、それぞれの意見を交わしました。
4月から講義の収録を行い 学生に公開していた先生からは、
Web上で講義内容を見られるようにしたり 小テストを行うことで 学生の理解度が高まった。
講義を欠席した学生の自習教材として有効に利用された。 という事例が紹介されました。
その一方で、参加者の先生からは、教室での講義をそのまま収録する場合、
参考資料として使っている他の人の著作物について 許諾問題が発生するため※
ほとんどの講義を収録することができない。という意見や、
教室では生徒の名前を呼んで話しかけるような場面もあるので、
公開するコンテンツとして ふさわしいものにならない。
eラーニング用のコンテンツは 講義とは別に収録する必要があるのではないか。
といった意見も出されました。
研修会には酪農学園大学の谷山学長も出席しました。
先生、どうでしたか?
今後は、後期から試行的に開講される 食の安全・安心基盤学について、
なるべく多くの学生に見てもらえるよう 課題を解決しながら eラーニングのシステムを充実させて参ります。
※教室での講義では著作物使用についての許諾が法律上免除されている。
(山崎)