11/24~25 道央農業振興公社で、2010年度のJA道央地域の新規就農者を対象に研修会を開催しました。
初日はテレビ会議システムを使いワークショップの方法について、事前学習。放送は吉野先生の授業で、農村計画論の一コマでした。
そのあと普及センターでの経営分析を演習(「営農NAVI」システム)・翌日に先進農家(余湖農園)を見学し、松木先生(北海道武蔵女子短大)から農業政策の講義を受けた後、現地でワークショップを実施。吉野先生の進行で、テーマは「自分の経営をより良くするために、自分は何をなすべきか」でした。新規就農者7名、道央公社職員2名が参加しました。
参加者から「ワークショップをして、皆の考えていることを初めて聞けて、おもしろかった」などの感想がありました。
写真は、ワークショップの様子です。
この企画は、主催:(財)道央農業振興公社、後援:酪農学園大学、協力:地域拠点型農学エクテンションセンターでした。(S)
本日12月20日、北大農学部に訓子府町より農協青年部の皆様が訪問されました。農協青年部の研修として、都市に住む人たちと農村、農業、食料に関する意見交換をしたいということで、訓子府サテライトの高梨子研究員より紹介があり、本日の交流会となりました。
訓子府町からは農業者7名と農協職員1名が訪れました。大学からは主に食の安全・安心基盤学の受講している院生と北大マルシェを手伝ってくれた院生など10名ほどが参加しました。
通常、こうした研修は大学の先生などを講師として講義を受けるというものが多いような気がしますが、今回は青年部の方の発案で、意見交換会となりました。
二つのグループに分かれて行われ、当初は双方に緊張した様子でしたが、30分ほどを過ぎると熱を帯び、予定の時間を超えて交流が行われました。また訓子府からはポリコムで高梨子研究員も参加されました。訓子府では、サテライトが置かれている農協事務所で偶然通りがかった生産者の方も参加され、図らずも有意義な交流もできました。
訓子府の皆様、参加してくれた皆様、どうもありがとうございました。
12/13~15の日程で、訓子府サテライトが訓子府町農林商工課の協力を得て、今年の7月に実施した「世帯構造と分業・ゆとりに関する調査」の中間報告および意見交換会を行いました。この調査は、農家の構成員(経営主、経営主妻、後継者、後継者妻)がそれぞれの経営でどのような役割を担い、今後にどのような意向を持っているのかを明らかにしようというものです。
調査では、普段なかなか表に出ることのない経営主以外の皆さんの意見から、地域の明日を考えようというものでした。
今回の報告会は、アンケートの中間結果を基にして、それぞれの構成員のグループ毎に意見を聞き、来年のとりまとめにつなげるためのものです。報告は、四回に分けて、それぞれの構成員(経営主、経営主妻、後継者、後継者妻)毎に行いました。
地域の今後について、家族のあり方について等、各グループで活発な意見が出され、とても有意義なものとなりました。
年末のお忙しい中参加していただきました皆様、どうもありがとうございました。
今日の気温は15℃。曇りですが、少し暖かく感じる江別です。
さて、皆様に3大学連携シンポジウムのご案内です。
来る12月7日(火)13:00より、中標津町総合文化会館コミュニティーホールにおきまして、3大学連携シンポジウム『「人」・「地域」・「環境」が育む食の安全・安心』を開催いたします。
参加費は無料。どなたでも参加して頂けます。
詳しくはこちら↓の案内チラシをご覧ください。
・ 中標津シンポジウムポスター
お問い合わせは、連携センターまで。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。
(S)