農村サテライトの役割と課題を語る─栗山で開設シンポ─
6月25日、栗山町カルチャープラザEKIにて、栗山サテライト開設記念シンポジウムが開催されました。
町内の農業者、役場、団体職員の他、試験研究機関や、訓子府町長をはじめ北の3大学連携の農村サテライトが設置されている富良野市、浜中町、鹿追町、余市町、道央農業振興公社の関係者など、50名程の参加がありました。
椿原紀昭栗山町長と上田一郎北大農学研究院長の挨拶に続き、本事業の先行する3つの農村サテライトから富良野、訓子府、浜中の活動事例が紹介されました。
椿原町長(左)と上田院長
休憩後のパネルディスカッションでは、紹介されたサテライトの運営を支えている大学の駐在研究員や、現地の協力機関の職員が担っている役割に対して感嘆の声が多く寄せられた一方で、この仕組みをどう持続していくか大学と地域が一緒に考えていかなければならない点などが確認されました。
これから本格的に始まる栗山町での活動の参考として、また全道8つのサテライト同士での情報交換の場としても意義の大きい機会となりました。