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Archive for the '地域サテライト' Category

鹿追町での農家調査

Posted on 01 12月 by 帯広畜産大学 | パーマリンク

 鹿追町は畑作農家と畜産農家の割合がほぼ等しく,畜産農家から排出される糞尿を畑作農家において,堆肥として積極的に再利用しています.そのため,地域のニーズ調査に伺った際,堆肥の有効利用に関して鹿追サテライトから調査研究の要望が寄せられました.

 家畜の糞尿は,そのまま廃棄すれば環境を汚染するバッズ(bads)ですが,堆肥として適切に再利用することで,化学肥料の使用を抑えた上で耕地の地力維持を図れるグッズ(goods)になります.ただ,必要以上に堆肥を散布することで,余剰窒素が地下水や河川を通して排出され,近隣の環境を汚染する可能性があります.

 そうした環境汚染は,堆肥を撒く農家の農業収量に対して直接に影響を与えるものではないため,各農家は,社会的に必要とされる以上の堆肥を散布する傾向にあります.そこで,堆肥の過剰使用を抑える環境保全型の農法について,現在,帯広畜産大学のアグロエコプロジェクトと共同で,10軒ほどの畑作農家を対象に,堆肥の利用に関する調査をしています.

「酪農と他産業の関わり」~新たなビジネスの創造に向けて~

Posted on 09 10月 by 酪農学園大学 | パーマリンク

北海道中小企業家同友会 南しれとこ支部 別海地区会から
連携センターに講師の依頼があり、表記のセミナーが開かれました。

別海サテライトを担当している吉野先生が報告しました。
午前中は別海高校で「酪農と経済」と題して70人ほどの生徒と教員を前に授業を実施しました。

午後は別海町交流館ぷらとにて、
酪農家、役場、農協、地元企業の皆さんを前に実施しました。

ぷらとでの講演が インターネットで視聴可能です。
※InternetExplorerでのみ閲覧可能です
       コンテンツ表示イメージ

臨場感ある初めての遠隔授業

Posted on 07 10月 by 酪農学園大学 | パーマリンク

臨場感ある初めての遠隔授業―浜中サテライトと酪農学園大学とを結ぶ―


e59bb35 9月8日、浜中サテライトと酪農学園大学をテレビ会議で結び、初めて遠隔授業を実施しました。

浜中サテライトで定期的に実施している「放牧講座」を、酪農学園大学のテレビ会議スタジオから浜中サテライトへ、「放牧の有無と各項目の推移」と題して獣医学部ハードヘルス学ユニット中田 健教授の講義を配信しました。

← 手前側は酪農学園大学の中央館10FにあるTV会議室から中田先生が講義中


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 パワーポイントで作成した資料がテレビ画面に大きく映し出され、その横に中田教授の顔が映し出されています。
受講者は、離れていても資料と講演者の顔をみながら受講でき、同じ映像を配信側も見ながらの講義で、実際に教室で行っているとあまり差がないように見えます。

← 画面左側には浜中サテライトの受講者が映し出されている

 この授業では、「放牧」を積極的に取り入れようとしている浜中町の営農に係るデータを解析して、放牧を取り入れている酪農家と畜舎内で乳牛を飼養している農家の牛乳生産量や牛乳の品質、疾病の発生状況・供用年数の違い、濃厚飼料の給与量の違いなどを比較して、優位点・注意すべき事柄などを説明しました。夏季間は放牧されている乳牛も、冬季間は畜舎で飼養され、飼料の質や環境が全く異なることから、牛乳の生産量や成分も季節によって大きく変動することを十分理解して家畜を管理することが重要であることが話されました。





 講義終了後の質疑応答も教室と同じ感覚、双方の顔を確認しながら論議ができました。
放牧では乳中尿素態窒素の季節変動が大きいことにどのように対処したらいいのか、年間を通して牛乳の生産量や成分を安定させるにはどうしたらいいのか、などが主に論議されました。サテライトからデータの提供、連携センターから分析結果の報告を繰り返しながら、家畜の飼養管理に関する課題の解決を図っていくことを確認して、初めての遠隔授業を終了した。

 酪農学園大学と浜中サテライトは約400km離れており、JRで約6時間の距離にあるため、1コマ分の講義でも1泊2日の行程となるが、このシステムを利用すると1コマ分を2時間程度で行うことができます。双方都合のいい時間に合わせて、相当数の開講が可能です。研究室からテレビ会議スタジオまで約5分の移動で遠方の方々へ授業を配信できるため、「時間的にも体力的にも助けられる。が、旅の楽しみがなくなるのも寂しい」と陰の声もありました。

鹿追サテライトがテレビ会議システムでつながりました

Posted on 01 10月 by 帯広畜産大学 | パーマリンク

先週末に鹿追サテライトにテレビ会議システムが入り、畜大との接続テストをおこなっておりました。9月30日は他大学との同時接続テストおよび簡単な使い方の説明をかねて、システムが設置されている鹿追町農協におじゃまいたしました。

詳細はこちら(畜大で農業経済を学ぶこと)にも記載しましたが、中野常務から「これを使ってこれまで以上に緊密に連絡を取っていきましょう。」と言っていただきました。

さて10月1日は別海町役場でおこなわれる会議に畜大からこのシステムを通じて参加いたします。
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農村サテライト実習反省会

Posted on 16 9月 by 北大 | パーマリンク

9/15に北大札幌サテライトにおいて、8/19より実施した「農村サテライト実習ツアー」に参加した学生・院生に集まっていただき、実習の感想に関する意見交換会を行いました。

今年初めての実施ということで、参加者にはいろいろと大変な点もあったようですが、来年度の本格実施に向けて、貴重な意見を聞き取ることが出来ました。

実習に参加する時期や日数についての意見や、事前にサテライトにあるポリコムを活用して実習先の農家の方々と意見交換をするなど、実際に行ってみなければわからない点がいろいろとわかりました。皆様、どうもありがとうございました。

単なる農作業実習ではなく、地域で開催される営農座談会への参加、地元高校生との交流会など、大変有益な意見をもらいました。出来るだけ実現できるように取り組んでいきたいと思います。