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Archive for the '酪農学園大学' Category

MCGとLMS講習会

Posted on 24 3月 by 酪農学園大学 | パーマリンク

3月18日、東京のテクノブロード株式会社から篠原さんと佐伯さん、札幌の販売元ケン・システムサービスの藤井さんをお招きし、MCG(講義自動収録)とLMSの講習会を開催しました。講習には14名の先生方他事務局併せて18名が参加。講習の様子はビデオ撮影しました。

090318まず午前の部は、
① MCGの基本操作(収録-編集-出力:LMSやCD)
② パワーポイントとビデオ動画を利用した授業の収録と編集
③ パワーポイント以外のソフトの利用などについて。

1ステップごとに篠原さんが実演を交えながら詳しい説明をし、実際に行われるPC上の操作場面が大きなモニターに映し出されます。

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 次に画面を見ながら参加者も同じように収録作業を体験していきます。
 うまくいかなかった場合の対処方法や、スムーズに進めるための使い方のコツなどわかりやすく説明していただき、質問や発生したエラーの解決方法、最後にはコース収録したものの編集の仕方、便利なツールの使い方なども教わりました。

0903183 午後の部は遠藤先生より、
説明していただきました。

① LMSを活用した授業展開
   (実例紹介)      
② 共同研究・教員間
  ・ゼミでのLMSの活用       
③ ゼミなどへのテレビ会議
   システム(ポリコム)の
   活用について 

 

 LMSとは、Leaning Management System(ラーニング マネージメント システム)の略で、日本語では学習管理システムと呼ばれ、教師などによる教材・学習材の保管・蓄積、学習者への教材・学習材の適切な配信、学習者の学習履歴や小テスト・ドリル・試験問題の成績などを統合的に管理するもので、e-ラーニングには必要になります。
 docebo1 まず、すでに登録済みのdoceboのサーバーへ、先生としてログインして『新しい学習物』として小テストの問題を作成。それぞれが簡単なテスト問題と解答を作成して登録します。
 
 一度ログアウトし、次に生徒としてログインして先生方が先ほど作成した小テストの問題をといていきます。
docebo2 まだテストの見本といったところですが、クリックして問題をといていくと、何問中何問正解かが表示され、自分のデータとして蓄積されます。
 
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←たとえばこちらの問題は『これって何?』皆さんはおわかりですよね。
学生に戻った気分で問題をといてみるのもいいかもしれません。

答えが決まったらクリックして次へ進みます。

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上の画像…『閻魔帳』では個人別のデータが一覧で表示されますし、スタットエリア…『学習物統計』から学習物の利用状況が確認できます。学生がどれだけ活用できているか、自分が作成した問題に対する正答率はどうかをみると、データが一目瞭然。
科目グループごとにメッセージを送信するとかコミュニケーションをとることもできるので、利用できていない学生にはもっと利用するように促す、成績が悪い場合は補習を受けて貰うなど活用範囲はどんどん広がりそうです。
 来年度は学生・先生双方が活用することにも慣れ、実際に授業の補助教材として生かされることになります、楽しみですね。
 
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余談ですが、
もともとイタリアの会社が開発したdocebo E-lerning。日本語化されてはいますが、どうも表現が少しおかしいのが難点。その点が改善されることを願います。

畜大で「奇跡のリンゴ」と「希望のミルク」

Posted on 05 3月 by 帯広畜産大学 | パーマリンク

090305 酪農学園の公開シンポジウム「奇跡のリンゴ」と「希望のミルク」をテレビ会議システムを使い帯広で視聴しました。酪農学園では約600名の方が参加されたとお聞きしました。凄いですね。こちらでは急な開催にもかかわらず約10名の方が視聴くださいました。

 初めてのてテレビ会議システムを使っての講演でうまくできるかどうか心配でしたが無事につながりホッとしました。画面もクリア、音声もクリアに聞こえ会場に参加されていた方達より良く見えていたのではないかと思います。でも、ひとつ気になる点が。なぜか30分毎位に通信が切れること。前回のテレビ会議の時にはなかったのでが・・・(きっと会場を移動したので設定に何かあったのかもしれませんね。)

 木村さん、山田さんのお話を聞き、お二人とも「食の安全・安心」に大変な労力と時間を費やして作り上げたんだと思いました。私が一番驚いたのは「木村さん作のりんご」、「有機栽培でのリンゴ」、「慣行栽培でのリンゴ」とを比べると腐る経過速度が違うという事でした。もちろん「木村さんのリンゴ」の経過速度が一番遅かったです。「木村さんのリンゴ」を手に入れるのは難しそうですがちょっと試したくなるお話でした。

 江別での講演会を帯広で開くことができ、最後の討論会でもこちらの参加者の質問を取り上げて頂くなど十勝の方に対してお役に立てたのではないかと思います。

連続公開シンポジウム

Posted on 20 2月 by 酪農学園大学 | パーマリンク

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 来る3月4日13:30より、酪農学園大学中央館1階の学生ホールに於いて、酪農学園ミルク産業活性化推進会議他主催の、酪農学園大学連続公開シンポジウム「奇跡のリンゴと希望のミルク」が開催されます。

 講師には、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班 石川拓治著「奇跡のリンゴ―『絶対不可能』を覆した農家・木村秋則の記録」―でお馴染みの木村秋則氏と、「オーガニック牛乳」の津別町有機酪農研究会―山田照夫氏を迎えての講演と、終了後には総合討論を行う予定です。

 参加費は無料。当日は、JR大麻駅南口より送迎バスも運行の予定です。詳しい内容は上の画像をクリックするか右の→[案内チラシ]のリンクをクリックして、2枚目の申込用紙をプリントアウトの上FaxするかE-mailでお申し込みください。

たくさんの方のご参加をお待ちしています。

第1回出張授業収録

Posted on 19 2月 by 酪農学園大学 | パーマリンク

imgp00721 2/18、連携教員の菊地先生による国家試験対策の講義が西講義棟の西31教室に於いて行われました。映像収録の依頼があり、映像担当スタッフが授業のようすを撮影しました。
 今回が出前収録の1回目となりましたが、今後は、授業内容の出張ビデオ収録やMCGによる自動収録のお手伝いやアドバイス、映像編集など、先生方の要望に応じて担当のスタッフが授業収録のサポートをします。
 先生は襟元に可愛い牛のクリップをとめてスタンバイ…ちゃんと映っていたカナ?


imgp00741  片手にマイクを持ち、手元のノートPCのMCGを使って収録しながらパワーポイントで説明します。

 1時間程の授業でしたが、初回なのにもかかわらずスムーズに進み、無事に終了。たくさんの学生が授業を真剣に受けていました。
みなさん試験まではあと少し、ラストスパートですね。

 収録した授業は準備でき次第サーバーにアップロードする他、これからもさまざまな場面で活用されることと思います。

第1回授業自動収録講習会 開催

Posted on 28 1月 by 酪農学園大学 | パーマリンク

m2u00237mpg_0004832042 昨日、この連携センターのある酪農学園大学中央館10階の会議室において『第1回授業自動収録講習会』が行われました。
 講師は吉野副センター長と獣医学科の遠藤先生(e-ラーニングに詳しい)、講習には連携教員13名と北大からは小林先生が参加。
 ノートPCとウェブカメラ、プロジェクターをセッティングし、撮影用のカメラもスタンバイ。授業自動収録用ソフトMCG(Multimedia Content Generator)の入ったノートPCとウェブカメラが希望者に配布され、講習会がスタート。

m2u00237mpg_001361382カメラはクリップ式で画面の端に止めるか、付属のスタンドを使い机の上に置き各自がセッティング。
ソフトウエアを起動して授業の収録の練習を始めます。
 講師の説明に沿ってパワーポイントで仮の授業のファイルを作り、MCGを起動して授業の流れを追って操作し収録していきます。
 自分の顔が画面に映し出されるとちょっと恥ずかしそう。
       先生方がんばって!

 
 参加された先生の中にはなかなか思うように進められない方も見受けられ、講師の先生や映像担当のスタッフから説明を受けながら少しずつ覚えて行きます。とはいえ、一度ではなかなか難しい作業です、繰り返して行くうちにうまく収録できるようになっていただけるでしょう。

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収録作業も終盤、どうにか作り上げたファイルを保存して、最後にはサーバーにアップロード。今回は試しに遠藤先生がアップロードの作業をし、参加者には説明するところまでで終了。 

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     MCGの編集画面です→
 
 うまく授業収録が進み、たくさんのファイルがアップロードできるようになれば、ネットワーク上のサーバーから学生が授業を見ることができレポートを提出して単位を認定される、あるいはネットワーク上でテストが受けられるなど授業にも有効に活用されることになります。
先生方にも学生にとってもますます便利になり、成績アップにも繋がってくれれば大いに嬉しいことです。
 
 講習会はこれからも第2回、3回と続けて実施の予定です。