3大学連携シンポジウム
さる11月26日,3大学連携事業のシンポジウムが,北海道大学農学部4階の大講堂で開催されました。事業の開始を内外に本格的なかたちで公表するものです。
当日はおよそ150人の関係者にお集まりいただき,各方面から様々な期待の声が寄せられました。
シンポジウムでは,酪農学園大学の谷山学長はじめ3大学の学長から挨拶がありました(北大は代読,畜大は欠席)。
第1部では,大学連携の意義や本事業の目的について文部科学省や連携センター長から報告がありました。本事業の大きな特徴として,現場から学んで現場に返すという姿勢のもとに,食の安全,安心に関する社会的合意を目指すことが挙げられました。
第2部では,農業試験場や農協,民間企業の方々でパネルディスカッションが行われ,これまでの産学連携の成果についての報告や,本事業で大学が果たすべき役割について話し合いました。その中で,現場のニーズを的確に把握するなど,現場と密に連携して事業を行うことの重要性が指摘されました。
第1部,第2部ともに,現場と密に連携した上で,現場のための研究,教育を行うことの必要性が強調される結果となり,大学の地域貢献が強く問われていることが明確に示されました.