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Archive for the '大学院講義' Category

「基盤学Ⅲ」にて「北大マルシェ」が開催されます

Posted on 05 8月 by 北大 | パーマリンク

食の安全・安心基盤学Ⅲでは、農作業実習にくわえて、販売実習も行うことになっています。
8月27日、28日の両日、北大農学部前において「北大マルシェ」を開催します。

「北大マルシェ」は基盤学Ⅲを受講している学生によって組織された実行委員会が企画・運営を行っています。

学生が農作業をお手伝いしている富良野市の農家の方の生産物のほか、訓子府サテライト、栗山サテライト、余市サテライトをはじめ、北の3大学と関わりのあ る道内の産地・生産者の方にこだわりの農産物・食品を出店していただきます。

「マルシェ」は消費者と生産者が交わる場です。実行委員はその場づくりを企画運営しています。出店して頂ける生産者と買いに来ていただける消費者の交流をいかに進めていくのか。実行委員会を中心として、毎日のように熱心な打合せが行われております。

当日は、多くの方々のご来場をお待ちしております。
日時 8/27(金)、28(土) 10時~16時
場所 北海道大学農学部正面

※現在道内各地から20団体・個人の方からの参加が確定しております。

当日は、こだわりの食材・食品がずらりと並びます。

フィールドワーク科目・基盤学Ⅲ始まる

Posted on 03 6月 by 北大 | パーマリンク

食の安全・安心基盤学コースの現場型科目である「基盤学Ⅲ」が始まりました。

この基盤学Ⅲは、大きく(1)農作業実習、(2)農村サテライト研修ツアー、(3)販売交流体験実習の3つの内容から構成されており、全道8つのサテライトがある地域との連携により学生がフィールドワークを行う授業です。

このうち、(1)の農作業実習を今年は富良野市で行うことになり、第1回の実習を5月28日から6月1日の5日間実施しました。この実習は一度きりではなく、春の土づくりや播種から、夏の管理、秋の収穫までの過程を経験することで農業現場に対する深い理解に役立てることを目的としており、計3回実施する予定です。

今年受講したのは北大の院生12名で、5戸の地元農家の方に実習生を受け入れて頂きました。農家の方には、夏が近づいてもなかなか気温が上がらず、農作業も遅れるなど大変忙しい時期にもかかわらず快く受入を承諾して頂き感謝しています。また現地での企画調整のため奔走された市職員の西出様や富良野サテライトの糸山研究員もありがとうございました。

富良野への出発に先立ち、5月20日に北大と富良野をつなぎテレビ会議で受入農家と実習生の「対面会」を行いました。画面を通してお互いが顔を合わせて、作業予定や必要な持ち物などを確認することで、少しでもスムーズに実習に入ることができたかと思います。(続く)

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画面に向かって自己紹介(左)、受入農家の皆さん(右)

食の安全・安心基盤学I 循環型農業への転換(2):人・牛・環境に優しい酪農

Posted on 17 5月 by 酪農学園大学 | パーマリンク

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 春の兆しが見えつつも風の強い寒い日が続いていましたが、先週ここ酪農学園にも桜が咲き始めました。今日は幾分暖かさが増したようにも感じます。

 「食の安全・安心基盤学Ⅰ」は、5月6日第3講、吉野宣彦先生による「循環型農業への転換(1):稲作と生き物」の講義が行われました。
 
 それに続き5月13日、第4講、須藤純一先生による「循環型農業への転換(2):人・牛・環境に優しい酪農」が行われました。

・北海道酪農の変遷と問題点 
・なぜ循環型が崩壊したのか 
・その実態について現状の経営実態から解析する、など実例を交えての講義でした。

 さて、今回の基盤学開講後、酪農学園大学ではコンピュータ画面とカメラ映像の合成により、遠隔地でも講師の身ぶり・手ぶりを交えた講義を受けられる仕組みを構築しました。(現在は酪農大からの講義のみ)

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 初めてこの方法に挑戦したのは、昨年の12月17日に行われた試行講義第9回、基盤学Ⅱ「地場特産品と地域振興」深澤先生の講義です。
 
 左は、今回配信された画面の画像で、講義資料(パワーポイント)の画面を指し示す須藤先生が映し出されています。


↓ こちらは、実際の撮影風景です。

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 ブルーバックの壁の前に先生が座り、前のモニターを見ながら画面にあわせて説明します。この方法だと、実際の教室での講義のように先生が目の前で話すような感じが出ますし、説明されている個所もわかりやすく見やすいのではないでしょうか。

次回「食の安全・安心基盤学Ⅰ」
日 時:5月30日(木)15時~16時半
テーマ:循環型農業への転換(3):畑作・園芸 単作から複合へ
担 当:帯広畜産大学

食の安全・安心基盤学スタートする

Posted on 14 4月 by 北大 | パーマリンク

本日、「食の安全・安心基盤学Ⅰ」がスタートしました。第1回目は酪農学園大学の干場信司先生による「20世紀型農業生産システムからの転換-持続可能な社会の成立:農業の役割とあり方-」という講義でした。

今なぜ20世紀型の農業生産からの転換が必要なのか。経済性だけではなく「総合的に評価する」そのための評価軸について、放牧酪農の実態などを紹介しながらの講義でした。

三大学あわせて、20名超の受講者が参加しました。

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写真:北大での講義受信(左)と、質疑応答(右)

次回の基盤学Ⅰの講義は以下の日程です。講義に関する情報は北の三大学連携EラーニングのH.P.でもお知らせしますので、そちらもご覧ください。

次回 「食の安全・安心基盤学Ⅰ」
5/6(木) 15時~16時半
テーマ 「循環型農業への転換(1) 稲作と生き物」
担当 酪農学園大学 吉野宣彦先生

食の安全・安心基盤学コースが開講されます

Posted on 07 4月 by 北大 | パーマリンク

22年度より、3大学共通の大学院コースとして「食の安全・安心基盤学」が開講されます。

本コースは、3大学と8農村サテライトが連携し、食の安全・安心をテーマに自然・社会・人文科学の幅広い領域の知識と現場での実践力を培うことができる教育プログラムです。
本コースの修了者にはディプロマ(修了証)が3大学長連名で交付されるほか、映像やeラーニングを活用した学習支援システムも特徴的な点です。

詳しくは、開講案内パンフレットを以下のリンクよりダウンロードの上ご覧ください。

また、年間講義スケジュール表もリンクいたしますので合わせてご覧ください。(変更になる場合は追って連絡いたします)

食の安全・安心基盤学コース開講案内

食の安全・安心基盤学Ⅰ・Ⅱの年間開講スケジュール