フィールドワーク科目・基盤学Ⅲ始まる
Posted on 6月03日 by 北大 |
食の安全・安心基盤学コースの現場型科目である「基盤学Ⅲ」が始まりました。
この基盤学Ⅲは、大きく(1)農作業実習、(2)農村サテライト研修ツアー、(3)販売交流体験実習の3つの内容から構成されており、全道8つのサテライトがある地域との連携により学生がフィールドワークを行う授業です。
このうち、(1)の農作業実習を今年は富良野市で行うことになり、第1回の実習を5月28日から6月1日の5日間実施しました。この実習は一度きりではなく、春の土づくりや播種から、夏の管理、秋の収穫までの過程を経験することで農業現場に対する深い理解に役立てることを目的としており、計3回実施する予定です。
今年受講したのは北大の院生12名で、5戸の地元農家の方に実習生を受け入れて頂きました。農家の方には、夏が近づいてもなかなか気温が上がらず、農作業も遅れるなど大変忙しい時期にもかかわらず快く受入を承諾して頂き感謝しています。また現地での企画調整のため奔走された市職員の西出様や富良野サテライトの糸山研究員もありがとうございました。
富良野への出発に先立ち、5月20日に北大と富良野をつなぎテレビ会議で受入農家と実習生の「対面会」を行いました。画面を通してお互いが顔を合わせて、作業予定や必要な持ち物などを確認することで、少しでもスムーズに実習に入ることができたかと思います。(続く)
画面に向かって自己紹介(左)、受入農家の皆さん(右)