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Archive for the '酪農学園大学' Category

臨場感ある初めての遠隔授業

Posted on 07 10月 by 酪農学園大学 | パーマリンク

臨場感ある初めての遠隔授業―浜中サテライトと酪農学園大学とを結ぶ―


e59bb35 9月8日、浜中サテライトと酪農学園大学をテレビ会議で結び、初めて遠隔授業を実施しました。

浜中サテライトで定期的に実施している「放牧講座」を、酪農学園大学のテレビ会議スタジオから浜中サテライトへ、「放牧の有無と各項目の推移」と題して獣医学部ハードヘルス学ユニット中田 健教授の講義を配信しました。

← 手前側は酪農学園大学の中央館10FにあるTV会議室から中田先生が講義中


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 パワーポイントで作成した資料がテレビ画面に大きく映し出され、その横に中田教授の顔が映し出されています。
受講者は、離れていても資料と講演者の顔をみながら受講でき、同じ映像を配信側も見ながらの講義で、実際に教室で行っているとあまり差がないように見えます。

← 画面左側には浜中サテライトの受講者が映し出されている

 この授業では、「放牧」を積極的に取り入れようとしている浜中町の営農に係るデータを解析して、放牧を取り入れている酪農家と畜舎内で乳牛を飼養している農家の牛乳生産量や牛乳の品質、疾病の発生状況・供用年数の違い、濃厚飼料の給与量の違いなどを比較して、優位点・注意すべき事柄などを説明しました。夏季間は放牧されている乳牛も、冬季間は畜舎で飼養され、飼料の質や環境が全く異なることから、牛乳の生産量や成分も季節によって大きく変動することを十分理解して家畜を管理することが重要であることが話されました。





 講義終了後の質疑応答も教室と同じ感覚、双方の顔を確認しながら論議ができました。
放牧では乳中尿素態窒素の季節変動が大きいことにどのように対処したらいいのか、年間を通して牛乳の生産量や成分を安定させるにはどうしたらいいのか、などが主に論議されました。サテライトからデータの提供、連携センターから分析結果の報告を繰り返しながら、家畜の飼養管理に関する課題の解決を図っていくことを確認して、初めての遠隔授業を終了した。

 酪農学園大学と浜中サテライトは約400km離れており、JRで約6時間の距離にあるため、1コマ分の講義でも1泊2日の行程となるが、このシステムを利用すると1コマ分を2時間程度で行うことができます。双方都合のいい時間に合わせて、相当数の開講が可能です。研究室からテレビ会議スタジオまで約5分の移動で遠方の方々へ授業を配信できるため、「時間的にも体力的にも助けられる。が、旅の楽しみがなくなるのも寂しい」と陰の声もありました。

フォーラム『食の安全・安心とグリーン・ツーリズム』

Posted on 25 9月 by 酪農学園大学 | パーマリンク

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 本日9月25日、午後1時より、酪農学園大学学生ホールにおいて、
フォーラム『食の安全・安心とグリーン・ツーリズム』が開催されます。

 すでにポスター・チラシ等でご案内済みですが、このHP上でお知らせしていませんでした。
準備等で慌ただしくすっかり忘れていました、大変申し訳ありません。
午後の開催ですのでこれからでも充分間に合います、お近くの方はぜひご参加ください。
参加費は無料です。

詳しい内容は上の画像をクリックするか右の→[案内チラシ]のリンクをクリックしてご覧ください。

酪農大 eラーニング研究会

Posted on 18 9月 by 酪農学園大学 | パーマリンク

9月17日、酪農学園大学にてeラーニングについての研究会を行いました。
eラーニング研究会
本学の教職員 15名が参加し 授業収録・配信の方法や学習支援の在り方について、
半年間の試行によって浮上した課題などを踏まえた、それぞれの意見を交わしました。

4月から講義の収録を行い 学生に公開していた先生からは、
Web上で講義内容を見られるようにしたり 小テストを行うことで 学生の理解度が高まった。
講義を欠席した学生の自習教材として有効に利用された。 という事例が紹介されました。

その一方で、参加者の先生からは、教室での講義をそのまま収録する場合、
参考資料として使っている他の人の著作物について 許諾問題が発生するため※
ほとんどの講義を収録することができない。という意見や、

教室では生徒の名前を呼んで話しかけるような場面もあるので、
公開するコンテンツとして ふさわしいものにならない。
eラーニング用のコンテンツは 講義とは別に収録する必要があるのではないか。
といった意見も出されました。

eラーニング研究会
研修会には酪農学園大学の谷山学長も出席しました。
先生、どうでしたか?

今後は、後期から試行的に開講される 食の安全・安心基盤学について、
なるべく多くの学生に見てもらえるよう 課題を解決しながら eラーニングのシステムを充実させて参ります。

※教室での講義では著作物使用についての許諾が法律上免除されている。
eラーニング研究会
(山崎)

―クミカン分析プログラムの効果と課題―JA浜中町で研修会を開催

Posted on 16 9月 by 酪農学園大学 | パーマリンク

 本事業で連携している(社)北海道地域農業研究所と酪農大とで開発してきた「クミカン分析プログラム」は、すでに試験的に、他の農協で使用されてきました。データベースが充実している浜中町では、「クミカン」という経営収支だけではなく、技術を含めて分析を充実させる事が出来ます。
 9月7日の研修会では、プログラムの使用事例をもとに、「何が分析できるか」、「どの活用すべきか」を紹介しました。研修会にはJAの経営コンサルティングを担当する職員が参加しました。単に、データを農家に示すだけではなく、農家の主体的な参加、改善しようとする意識、JAとして進める改善の方向などを明確にしながら、活用することの重要性を示しました。

 現地で経営改善に役立つプログラムに改善するには、実際に利用することが大切です。営農相談に携わる方々が、実際に課題を整理して活用された分析、必要とするデータを、実践から明らかにしていく作業が必要になります。こうした実践的な取り組みをもとに、プログラム開発を進めていくのが、この3大学連携事業の取り組みの一つです。

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← 吉野先生によるクミカン分析
  プログラムを使った説明

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会場となった浜中町農協の会
議室には23名の方が参加→

農村サテライト実習ツアー(実習の感想 2 )

Posted on 03 9月 by 酪農学園大学 | パーマリンク

富良野の農家で1週間の実習を行った学生と 受け入れ農家の方の感想2 【8月27日 実習場所にて】