MCGとLMS講習会
3月18日、東京のテクノブロード株式会社から篠原さんと佐伯さん、札幌の販売元ケン・システムサービスの藤井さんをお招きし、MCG(講義自動収録)とLMSの講習会を開催しました。講習には14名の先生方他事務局併せて18名が参加。講習の様子はビデオ撮影しました。
まず午前の部は、
① MCGの基本操作(収録-編集-出力:LMSやCD)
② パワーポイントとビデオ動画を利用した授業の収録と編集
③ パワーポイント以外のソフトの利用などについて。
1ステップごとに篠原さんが実演を交えながら詳しい説明をし、実際に行われるPC上の操作場面が大きなモニターに映し出されます。
次に画面を見ながら参加者も同じように収録作業を体験していきます。
うまくいかなかった場合の対処方法や、スムーズに進めるための使い方のコツなどわかりやすく説明していただき、質問や発生したエラーの解決方法、最後にはコース収録したものの編集の仕方、便利なツールの使い方なども教わりました。
午後の部は遠藤先生より、
説明していただきました。
① LMSを活用した授業展開
(実例紹介)
② 共同研究・教員間
・ゼミでのLMSの活用
③ ゼミなどへのテレビ会議
システム(ポリコム)の
活用について
LMSとは、Leaning Management System(ラーニング マネージメント システム)の略で、日本語では学習管理システムと呼ばれ、教師などによる教材・学習材の保管・蓄積、学習者への教材・学習材の適切な配信、学習者の学習履歴や小テスト・ドリル・試験問題の成績などを統合的に管理するもので、e-ラーニングには必要になります。
まず、すでに登録済みのdoceboのサーバーへ、先生としてログインして『新しい学習物』として小テストの問題を作成。それぞれが簡単なテスト問題と解答を作成して登録します。
一度ログアウトし、次に生徒としてログインして先生方が先ほど作成した小テストの問題をといていきます。
まだテストの見本といったところですが、クリックして問題をといていくと、何問中何問正解かが表示され、自分のデータとして蓄積されます。
←たとえばこちらの問題は『これって何?』皆さんはおわかりですよね。
学生に戻った気分で問題をといてみるのもいいかもしれません。
答えが決まったらクリックして次へ進みます。
上の画像…『閻魔帳』では個人別のデータが一覧で表示されますし、スタットエリア…『学習物統計』から学習物の利用状況が確認できます。学生がどれだけ活用できているか、自分が作成した問題に対する正答率はどうかをみると、データが一目瞭然。
科目グループごとにメッセージを送信するとかコミュニケーションをとることもできるので、利用できていない学生にはもっと利用するように促す、成績が悪い場合は補習を受けて貰うなど活用範囲はどんどん広がりそうです。
来年度は学生・先生双方が活用することにも慣れ、実際に授業の補助教材として生かされることになります、楽しみですね。
余談ですが、
もともとイタリアの会社が開発したdocebo E-lerning。日本語化されてはいますが、どうも表現が少しおかしいのが難点。その点が改善されることを願います。