第三回富良野委員会開催される
さる7月10日、北大富良野サテライトにおいて、第3回富良野委員会が開催されました。
富良野委員会では現在「地域ブランドを考える」を今年の活動テーマに設定して、「ブランドとは何か」「地域ブランドと管理体制について」などの勉強を行っています。
当日は、4月より富良野サテライト博士研究員となった糸山さんから、「富良野サテライトの活動経過と地域ブランド形成」、北大の小林さんから「製品の地域ブランド化と地域のブランド化」、北海道武蔵女子短期大学の松木靖先生からは北海道地域農業研究所で行ったアンケート調査をもとにして「富良野・美瑛地域における農業と観光産業の連携可能性」という報告がなされました。
当日は19時からの開始で終わったのが22時半。市内の商工業者と、農業者とのあいだにある「地元農産物」に対する関心の違い、地元市民に加えて観光客年間入込数200万人の人たちをあわせると、非常に多くの人々と、農産物、食材を通じて連携できる可能性があることになどについて議論がなされました。
市役所、富良野市活性化協議会、サテライトでは、農業と観光・飲食店業とが連携できる体制作りとして、月一回の「愛食バスツアー」、「ご長寿マーケット」など、様々な取り組みを現在勧めているところです。
次回の委員会で、それらについても具体的な話し合いが行われることになるかと思います。