食の安全・安心基盤学コースの開講
Posted on 10月28日 by 帯広畜産大学 |
来年度からの本格的な実施に向け,食の安全・安心基盤学コースを10月23日に試行的に開講しました.講義は毎週木曜日または金曜日の15:00-16:30で,2010年1月まで全11回開かれます.
第1回目は,酪農学園大学の干場先生より,「20世紀型農業生産システムからの転換」というタイトルで,現在の農業生産システムではなぜ食の安全・安心が確保されないのかについて講義が行われました.TV会議システムを通して,酪農学園大学,北海道大学,帯広畜産大学の学生が,それぞれの大学から受講しました.
今後の講義内容は,以下の通りです.
10月29日 安心のリスクコミュニケーション
11月 5日 循環型農業への転換:稲作と生き物 -環境負荷低減と「生き物」多様性-
11月12日 食品リスクと消費者の対応
11月19日 食料自給率・食料安全保障
-食料自給率40%の日本で安全な食生活が可能か-
11月27日 安全の基準と対策:農薬の残留と毒性,重金属
12月 4日 品質管理と微生物汚染
12月10日 おいしさの評価
12月17日 地場特産品と地域振興
1月14日 工原料農産物の品質・安全管理
1月21日 The食の安全安心基盤学:酪農大・北大・畜大教員によるディスカッション
興味のある方は,各大学の担当者にお問い合わせください.