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第36回 農業経済学科シンポジウムの開催報告

Posted on 12月22日 by 酪農学園大学 |

2010年12月17日 酪農学園大学にて
第36回 農業経済学科シンポジウムが行われ、地域拠点型農学エクステンションセンター(連携センター)が共催しました。

毎年、同窓生を迎えて、交流を深めるために開催されています。
今回は、市川治先生を座長に次の内容で行いました。
テーマは、「大学の授業はどう変わる? 距離を乗り越えて僕らは学び、伝え、生きる」
です。
シンポでは、ipodからテレビ会議まで、大学と農村を結ぶ新しい学習の仕組みが紹介され
ました。

1.まず公開授業と学生によるeラーニング利用を実演しました。

「高度メディア利用教育時代の対面授業の意味」を吉野が基調報告。
「農村社会学でのeラーニングの利用」を佐藤 翼くん(1年)が実演。
「卒論発表会のライブ収録を上映」を杉山良磨くん(4年)が実演。
「eラーニング小テストの受講とその評価」を藤原遼太(3年)が実演。

2.その後、卒業生から社会に出てからの学習の重要性を発表しました。

「農業高校の教員として大学の授業を振り返る」を村田和丈さん(97年度卒 現:福島県
立相馬農業高等学校)

「現場で学ぶ楽しみ-ワークショップの実践と技術士取得まで」を松里浩二さん(01年度
卒、現:環境保全サイエンス)

3.そして別海サテライトに来て頂いた4名の卒業生に、eラーニングや遠隔授業について、
一言づつ意見を頂きました。
出席者は、次の方でした。ありがとうございます。

林 雅峰さん(吉野ゼミ、00年卒)、北村光匡さん(吉野ゼミ、01年卒)、齋藤 亮さ
ん(丸山ゼミ、02年卒)、森重信洋さん(荒木ゼミ 07年卒)

4.さいごに

社会に出てから学ぶことが沢山あることを卒業生の報告で知らされました。
新しい通信による学習の仕組みは、教育の機会を広げる意味はありそうだと感じました。
通信環境による情報アクセスの格差などの問題がありそうです。

参加人数は、学生が午前中110名、午後113名。この他に教職員約20名、別海サテライト4名、
帯広サテライト1名でした。北大サテライトにも協力を頂きました。

のちほど、収録映像を視聴を出来るようにします。ご協力頂いた多くの先生、卒業生の皆さん、
各サテライト担当の皆さん、大変ありがとうございます。
(吉野記)

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1.別海サテライトの卒業生とテレビ会議システムを使って、会話しているところ

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2.卒論のライブ収録を紹介している杉山君

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3.eラーニングでは得られないワークショップによる学習を紹介する松里さん

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4.農業高校の教員になって多くのことを学んだ経験と、
  生徒との行動的な教育活動の重要性について講演する村田さん

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