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Archive for 1月, 2010

基盤学第10回講義「ジャガイモのトレーサビリティ」

Posted on 15 1月 by 帯広畜産大学 | パーマリンク

 基盤学講義第10回目が開かれました.今回は北海道大学の小林先生より,「ジャガイモのトレーサビィティ」について講義していただきました.トレーサビリティとは,原料は誰が生産したのか,どこで販売されたのかなど,食品に関する生産履歴や流通過程の情報を記録し,把握することです.

 食の安全・安心を実現する上で,トレーサビリティの確保は非常に有効であると考えられています.現在の日本において,法的に定められているトレーサビリティは牛肉のみですが,農協やカルビーなどの民間企業も自主的に取り組み始めています.

 本講義では,ジャガイモとポテトチップを事例に,トレーサビリティをどのように確保しているのか説明していただきました.また,トレーサビリティを始めることで,農家や食品企業はどのような便益が得られるのか,また,どのような費用を負担しなければならないのかについて解説していただきました.

 次回は1月25日(月)で,今年度最後の講義となります.3大学が連携して進める本講義の特色の一つであるディスカッション講義で,3大学の先生が集まり,食の安全・安心について学生と議論していただきます.

合同フォーラム吉野先生の熱弁

Posted on 08 1月 by 帯広畜産大学 | パーマリンク

ビッグサイト国際会議場 すでに紹介されいている、東京ビッグサイトでの合同フォーラムの話です。

詳細については前の記事に紹介されているとおりなんですけど、私たちも採択されている文部科学省の戦略連携事業は、全国では54事業が採択されております。このうち文部科学省から15が選ばれて東京ビッグサイトのフォーラムでポスター報告をし、さらにその中の2つが分科会での報告に選ばれたのですが、私たちはその分科会報告に選ばれるという栄にあずかった訳なんです。

この戦略連携事業は「こういうふうにすすめなければならない」という形はないようです。ただし、大学の本務である教育、研究と地域貢献を、いかに効果的に効率的にすすめていくか、各大学が協力し合ってすすめていかなければならないということなんだと思います。

そのために、私たち「北の3大学連携」の取り組みが少しでも参考になれば幸です。

大学教育改革プログラム合同フォーラムin東京

Posted on 08 1月 by 酪農学園大学 | パーマリンク

2010年1月7日、東京ビッグサイトにて「平成21年度 大学教育改革プログラム合同フォーラム」が開催され、連携事業を酪農学園大学の吉野宣彦先生が30分ほど紹介しました。約800名の聴衆に、先生はとても緊張された様子でした。



フロアーからは『この取組は来年で終わるのか? 永続的な取り組みなのか?』と質問があり、吉野先生は「地域からの期待は大きく、来年度で止めたいと思っている人はいない。『どうやるか』が問題」、「農協職員や普及員、高校教員の”研修”などで収益を得ることが具体的に考えられるが、それだけでは足りない。広い社会人教育などによって継続したい」と回答しました。

また『人員はどの程度配置しているのか』という質問に、「事業で雇用しているのは教員3名、研究員5名、事務職員4名。また、それぞれの大学で連携教員を合計30名程お願いしている」、「農村と信頼して取り組む経験豊富な人材の活躍がとても重要です」と、これまでの取り組みで明らかになってきたことを紹介しました。

吉野先生から一言、「講義や研修会に参加された学生・教職員皆さんの写真や映像もふんだんに使わせて頂きました。30分という制約ですので全てを紹介できませんでしたが、本当にありがとうございます。それから発表用に紹介ビデオを作りました。映像担当の山崎くん大活躍です。これもアップしますので是非皆さん見てください

同日行われたポスターセッションにも多くの方にお立ち寄り頂き、用意したおよそ200部の資料はめでたく”完売”となりました。

ポスターセッションの様子

本年もよろしくお願い致します。

Posted on 06 1月 by 酪農学園大学 | パーマリンク

あけましておめでとうございます。
本年も「北の3大学連携」を よろしくお願い致します。

<告知>
明日 1月7日 東京ビッグサイトで行われる「平成21年度大学教育改革プログラム合同フォーラム」にて、本事業の取り組み紹介を? 約30分間 発表させていただきます。

http://www.bunkyo21.org/

このフォーラムに向けて、これまでの取り組みをまとめたブックレットも完成しました。
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