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基盤学第10回講義「ジャガイモのトレーサビリティ」

Posted on 1月15日 by 帯広畜産大学 |

 基盤学講義第10回目が開かれました.今回は北海道大学の小林先生より,「ジャガイモのトレーサビィティ」について講義していただきました.トレーサビリティとは,原料は誰が生産したのか,どこで販売されたのかなど,食品に関する生産履歴や流通過程の情報を記録し,把握することです.

 食の安全・安心を実現する上で,トレーサビリティの確保は非常に有効であると考えられています.現在の日本において,法的に定められているトレーサビリティは牛肉のみですが,農協やカルビーなどの民間企業も自主的に取り組み始めています.

 本講義では,ジャガイモとポテトチップを事例に,トレーサビリティをどのように確保しているのか説明していただきました.また,トレーサビリティを始めることで,農家や食品企業はどのような便益が得られるのか,また,どのような費用を負担しなければならないのかについて解説していただきました.

 次回は1月25日(月)で,今年度最後の講義となります.3大学が連携して進める本講義の特色の一つであるディスカッション講義で,3大学の先生が集まり,食の安全・安心について学生と議論していただきます.

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