第7回農経シンポ
Posted on 11月18日 by 帯広畜産大学 |
第7回農経シンポを次の通り開催いたします。
日時:12月4日(金) 13:00~15:00まで
場所:帯広畜産大学総合研究棟Ⅰ号館 3階 N3313
第1報告
報告者:樋口 聖哉 (帯広畜産大学大学院)
報告テーマ:北海道における公共牧場の運営形態
報告要旨:「公共牧場」は北海道の酪農経営を補完する重要な役割を担っていますが、その多くが赤字経営の実態にあります。また、酪農経営の補完という目的を果たすためには、周年化やほ育部門の導入など機能充実が求められます。広大な草地面積を持つ公共牧場を有効に活用するためにどのような運営形態が望ましく、またそのようにして再編整備を進めていったらよいのか、道内およそ50牧場を対象にした経営状況の調査結果などに基づき考えたいと思います。
第2報告
報告者:渡邉 大樹 (帯広畜産大学大学院)
報告テーマ:経営安定対策のもとでの十勝における作付動向
報告要旨:2007年度から水田・畑作経営所得安定対策が実施されている。この対策の導入にあたっては,比例収益の減少により畑作経営や地域において作付が変化する可能性が指摘される一方で,固定払の支払い期間の見直しがいつされるかわからないことや,輪作体系の維持などの理由から作付転換は起きにくいとの見方もあった。本報告では,経営安定対策実施3年目である今年までの作付データから,十勝における作付の動向を整理する。